自動車保険 等級

自動車保険の等級とは、ノンフリート等級別料率制度で使われる「等級」を指しています。契約台数が10台以上の場合をフリート契約と言って、個人の場合はまずノンフリート契約になるでしょう。

等級は保険を利用をしなかった人を優遇する制度。毎年の保険料はこの等級に応じて割引が受けられるんですよ。

新規契約のスタートは6等級から。１年無事故で契約更新すると、１つ等級が上がり事故で保険を利用すると一般的には3等級も下がります。最高は20等級で、最低は１等級。3等級から下はなんと割引では無く割増料金となります。

この等級制度は保険会社を変えても引き継がれるのですが、例外があります。それは、契約満期から7日を過ぎてしまった場合。最高の20等級になっていても6等級から再スタートとなってしまいます。

だったら、事故を起こしても、満期後7日過ぎに次の契約をすればいいじゃん。。


そんなインチキは当然通りません。事故で割増になった等級は契約満期を過ぎても引き継がれてしまいます。そりゃそうですよね。

割引率は保険会社によって違いますが、一般的には最大の20等級で63％の割引。例えば3等級下がって事故ありとなって17等級38％割引
となると、その差は25%！！

20等級で年間40,000円の保険だとすると27,000円もの差が付きます。けど、これだけではありません。もとの20等級に戻るにはあと2年間は高い保険料を払う事になりますので、3年間で45,400円程度の差が付くことになるんです。かけている保険内容にもよりますが、事故を起こしても5万円程度であれば保険を使わない方がイイかも。

というのが免責って制度なんですね。

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